アーカイブス展と昭和天皇のはなし

先日、ウォルト・ディズニーアーカイブス展に行ってきました。

D23EXPOと同じって言えば同じなんですけど、あれ本当にすごいのは、フランク・ウェルズビルのロビーのショーウィンドウに始まり、アーカイブスの入口の木の扉、OPENの文字、上にいる5体のミッキーに、入口入ると迎えてくれるウォルトおじさんやアニメーターの机が可能な限り再現されてるとこ!!D23EXPOでもアーカイブス展でもしっかり再現されていて、あれを見れただけでも、行った価値はあったように思います。はー、しあわせ。

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ウォルトの部屋は、映画のセットなだけあって、本物よりはディズニーグッズが多めで可愛らしくなってましたね。でも後ろの特殊な形の棚や、ウォルトの好きなミニチュアが沢山並んでるとこ、靴の形の置物に飛行機の模型なんかは同じ!

これが写真OKだなんて、本当にありがとうございますとしか言いようがない…本当に本当にありがとうございます…。

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 (左が本社、右がD23EXPOJAPAN)

展示の終わりの方にちょこっとだけ、「昭和天皇とディズニー」(だったかな?)っていう展示があって、そこにはあの有名な腕時計の記事が。ゲストブックに書かれた昭和天皇・皇后のお名前が展示されていて、恐れ多くて見ても良いのだろうか…と思いつつガン見。美しい書体でした。

そこには書かれてなかったんですけど、実は昭和天皇が贈られた「灯籠」が、WDWにあるそうなんです。時計のお返しでしょうか。

2016年春のDisneyFilesによると、元々マジックキングダムの開園を祝して寄贈されたもののようで、ポリネシアンリゾートに置かれていたのが、1982年からEPCOTに移されたそうです。なんでポリネシアン??と思ってたのですが、最初にできたテーマリゾートだし…?ハワイと日本って色々あったし…??友好的な…???大事にされていた、ということだと思います。笑

1982年にEPCOTへ、ということは、日本館オープンと一緒にこの灯籠も日本館に移された、ということなんでしょうね。日本館が出来るならここに置かなきゃ!と思ってくれた人がいたことに感謝しかない。ありがとう。ありがとう。

しかし、記事にも書いてあるんですが、プラカードなどが一切無く(笑)、本当にただぽつねんと置いてあるだけなんですよね…。

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DVCメンバーの方は、メンバーサイト My DVC Membership→Disney Files Magazine→Magazine archives→2016Spring のP27です。ぜひ。

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ところでなんで灯籠なんですかね。記事には、「(マジックキングダムの)幸福と成功の道を照らす為」って書いてあるんですけど、灯籠ってそんなにめちゃくちゃ明るいものでもないじゃないですか。

本当に昭和天皇が寄贈されたのかも含めて(いや公式雑誌にあるから多分本当だと思うのですが)、色々気になります。

 

 

 

全然関係ないですけど、メンバーサイトの次のページを開く前のウッディがいなくなってDVC仕様になりましたね…。「手綱を離すなよ~!」って感じで、あれはあれで好きだったのですが、今度のはかわいくなりました。そういえば、今秋から日本語サイトでもDVCリゾートの予約ができるようになる、って話でしたけど、その一環だったりするのでしょうか。楽しみ。

 

 

追記 2020/5/18

「灯籠は、単なる照明ではなく、より一層のご加護を願って神前に灯明を点すために主に氏子や崇拝者から寄進されたものです。灯籠には寄進者の名前や住所、職業が刻まれていて、その神社の崇敬者の姿を垣間見ることもできます。」【神社検定公式テキスト① 神社のいろは】より

 

ってことはこれどこかに昭和天皇のお名前が書いてあったってこと…??あーー全体くまなく撮ってくるんだったー!!